ネイティブアメリカン達は、人間や動植物、自然を構成する全ての者や事象には須く精霊が宿っていると考えていた。

 ネイティブアメリカンのアルゴンキン族、特に五大湖の一つスペリオール湖周辺に住んでいるオプジワ族は、彼らが見ることの出来る世界に存在する無数の精霊を人格化して「マニトゥ」と呼んだ。




 このマニトゥの上に立つ偉大な精霊はギチ・マニトゥという名で呼ばれる。

 マニトゥには白いマニトゥと黒いマニトゥが存在している。

 前者は創造を、後者は破壊を司り、この二つが交互に主導権を握り、競争を繰り返すことで世界は成り立っているとされていた。




 また、マニトゥには「善のマニトゥ」と「悪のマニトゥ」がおり、人々は「悪のマニトゥ」を払うために「善のマニトゥ」に祈りを捧げたという。

 また、「悪のマニトゥ」はウィフティコとも呼ばれ、人間は「善のマニトゥ」を倒すことは出来ないが、ウィフティコを殺すことは可能であるとも言われた。

(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像は『マニトウ(DVD)』ジャケット写真より

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