
集英社発行の週刊ヤングジャンプで大人気連載中の「キングダム」は、紀元前3世紀の中国が舞台であり、秦の始皇帝と配下の将軍が中華統一を目指すストーリーである。その実写映画がいよいよ公開されるが、いろんな意味で話題になっている。
実写版では身寄りのない孤児の少年・信を山崎賢人が演じており、始皇帝となる若き王・嬴政を吉沢亮が演じている。
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2019年4月16日、日本外国特派員協会会見に出席した同作品の佐藤信介監督が、「山崎賢人を主役に抜擢した理由」を記者から聞かれ「彼をチョイスしたのは僕ではない」と回答し、プロデューサー主導のキャスティングであったことが判明した。
この佐藤監督の発言に対して、原作ファンが過敏に反応。「プロデューサーのごり押し」「原作のイメージに沿ってキャスティングしたと嘘でも言って欲しかった」「大人の事情があるのはわかるが、正直に言われると冷める」とネットでは軽い騒ぎになっている。
このことで公開前に水を差す結果となってしまった。山崎自身はかなり原作のイメージに近づける役作りをしていて、原作ファンからも絶賛する声が上がっていただけに、佐藤監督の発言は、公開前の同作品のイメージを下げる結果につながりかねない。
佐藤監督一流のブラックジョークかもしれないが、SNSですぐ発言が広がってしまう現状を理解して、慎重にコメントしていただきたいものだ。
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映画『キングダム』予告
(小山田まゆみ ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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