80年ぶりに発見、アフリカで見つかった新種のワニ





昨年10月、アフリカで新種のワニが発見されるという報告がされた。

ワニの新種が正式に認められ、記載されるのは80年ぶり。10月24日付けの学術誌「Zootaxa」に論文が掲載されたのである。問題のワニはカメルーンからタンザニアにかけての広範囲に生息しており、これまでは西アフリカに生息するアフリカクチナガワニ(学名:Mecistops cataphractus)と同種と見られていた。

新種のワニは学名をMecistops leptorhynchusといい、これまで知られていたアフリカクチナガワニに比べて皮膚が滑らかで、頭部の骨の隆起がみられないという。また、遺伝子を調べた所かなり昔に分化していることが判明。800万年以上前に現在のカメルーンにあたる地域で火山活動が起き、山ができたために遺伝子交流が途絶え、別種となったと考えられている。




なお、アフリカクチナガワニの野生での生息数はわずか500匹ほどと見られており、今回認定された新種とともに絶滅の危機に貧していると考えられている。現在、ワニの生息地が急速に失われており、また革などを目的とする密猟も跡を絶たない。

現在、研究者らや政府、NGOが協力してアフリカクチナガワニを飼育し、野生に帰す運動が始まっているが、依然として危機的な状況は変わらないという。

新種として発見されてまもなく絶滅してしまうのか、現在そんな危機と多くの生物学者らが戦っている。




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(加藤史規 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Eelffica on Pixabay


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