1940年代前半の第二次世界大戦のさなか、謎の飛行物体が日本を含め世界各地で目撃されていた。それは光の球や金属でできた物体で群れを成して飛び、戦闘機などに密着するように追尾しながら飛行していたという。
この謎の飛行物体は、当時「フー・ファイター(foo fighter)」と呼ばれ、連合軍での目撃が多かったことからドイツの秘密兵器ではないかと推測されていた。1944年には当時の連合軍最高司令部司令官アイゼンハワー将軍によって、「連合軍がドイツ上空で半透明の飛行物体の大編隊と遭遇した」との声明も出している。
しかし同年、ドイツ軍のパイロットも2つの発行する飛行物体を目撃している。その物体に500フィート至近まで接近すると、なんと時速1200マイル以上のスピードで移動しているのがわかり驚愕したという。
結果としてフー・ファイターが、ドイツ軍の開発していた秘密兵器である証拠も記録も確認できていない。ただしその一方で、その存在を当時の各国が、明確に”軍事的脅威”とみなしていたことは間違いないようだ。
謎の飛行物体については、1947年にアメリカの実業家ケネス・アーノルドが自家用飛行機で飛行中、「空飛ぶ円盤」に遭遇したという事件をきっかけに、まさしく”円盤型”の飛行物体の目撃が盛んとなった。一方、現代よく目撃されているその見た目は発光体であることの方が多く、外見上はある意味フー・ファイターのスタイルへ回帰しているようにも思える。
「フー・ファイターは戦時中の極度のストレスから見た錯覚である」とする説もあるが、その真相は今もって解明されていない。そして現代でも、かつてのフー・ファイターと似た飛行物体が、旅客機を追尾していたとの報告がなされており謎は深まっている。
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(にぅま 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)