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ロケバスけん引経験者マツコも納得!「異常エンタメ性」世界最強の怪力を競う世界

9月12日放送の『マツコの知らない世界』(TBS毎週火曜日20:57~)では「ストロングマンの世界」がテーマ、日本ストロングマン協会会長の中嶋健詞氏がゲスト出演した。

『今の日本に足りない 異常なエンターテインメントが面白い!』と、中嶋氏がストロングマン競技の魅力を語る。

マツコも「人々は異常な物を見たいのよ。常にあるものをみてもしょうがない」と激しく同意。大会で一番有名なものは「ワールドストロンゲストマン」(アメリカ)優勝賞金約500万円だという。

賞金が少ないと思われがちだが、他の大会に比べ注目度が高く、100か国以上でテレビ放送され視聴者数は5億世帯以上(2022年サッカーワールドカップ開幕戦と同レベル)。そして、一夜にしてスターになれる、筋肉界の『ゴット・タレント』だそう。

競技種目の話になるとマツコが「一言でアホなのよ。でもバカだけど本当に凄いのよ。良い!」と褒めちぎる。

ここでエンタメ性を追求した4種大目を紹介。




1)ヘラクレス・ホールド
両手で巨大な柱(1本160キロ以上)を引っ張って持ちこたえた秒数を競う攻略ポイントは握力と手の大きさ。すると、世界記録保持者のマーク・フェリックス選手の公式手形模型(直径33cm)を前に「絶対ウソよ」とマツコが驚く。

2)デッド・リフト
普通にバーベルを持ち上げるのではなく、重りの代わりにタイヤや車や金庫など使用しエンタメ性を重視。中嶋氏曰く「シンプル故の全力を出す命がけの競技」と言うのも 成功しても鼻血や失神は“あるある”だそう。

3)ターンテーブル
ターンテーブルに実際に乗った列車を押し、どれだけ早く押せるか競う。

4)アトラス・ストーンズ
高さの異なる5つの台の上に100~160キロの持ち手のない球を早く置く競技。選手泣かせと言われている。中嶋氏も「一番ストロングマン力が求められる種目」と語る。

ここで中嶋氏が練習用の130kgのアトラス・ストーンにて実演。慎重に丁寧に・・・成功させる。

マツコも「違うのよ。この人スゴすぎるから。タダ事じゃないわよ。なんでそんなに簡単にあげるのよ!?分かってないわね。テレビ」と冗談めかしながらもスゴさを称える。

ここでストロングマンの2大スターを紹介。

1)エディ・ホール(イギリス)
2017年ワールドストロンゲストマンで優勝。その後「トランスフォーマー」シリーズで役者デビュー。今年はシルベスター・スタローン、ジェイソン・ステイサムも名を連ねる筋肉系映画の最高峰「エクスペンタブルズ4」に出演。更にSNSに次々と筋肉動画を投稿。総再生回数6億回以上、億を稼ぐスターだ。

マツコが「あれだけの肉体を持つカッコいい男はそうそういる訳じゃない。その次の世界は広がるわよね。だってシュワちゃん(アーノルド・シュワルツェネッガー)も筋肉でカリフォルニア州知事にたどり着いた訳だから」と感心する。

2)ブライアン・ショー(アメリカ)
1回でも難しいワールドストロンゲストマンを4回優勝。世界王者になった彼には様々な企業からスポンサー契約のオファーが殺到。総資産額は21億円以上と言われているそう。

最後に世界を狙える日本のストロングマン、大島司選手を紹介。

スタジオで400kgのタイヤフリップに挑戦!(置いてあるタイヤを立てる)慎重に丁寧に集中して・・・成功させる大島選手。これにはマツコも「立っている状態でも(タイヤを)倒せないわよ」と感銘を受けていた。

(辻伊織 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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