
岐阜県加茂郡東白川村で5月3日に未確認生物ツチノコを探すイベント、『第31回つちのこフェスタ2023』が開催された。
ツチノコ捕獲のための網などを持ち参加する人も多く、全国からなんと2000人を超える人数が集まった。
そして、ツチノコ捕獲したときの賞金は毎年1万円ずつアップしていき、この時点では131万円だった。なお、この大会では今年専用の賞金授与用の131万円の看板も作られていた。
ツチノコとは、形は農機具の槌やビール瓶のような形で三角形の頭を持ち体長が30~80センチの蛇のような生物である。北は秋田県から南は鹿児島まで全国各地で目撃情報があり、特に目撃情報が多いのは東白川村だ。
ここでは過去にはツチノコの死骸が発見されたこともある。その死骸を埋められた場所は奉った、つちのこ神社も存在する。
イベントでは、映画『おらが村のツチノコ騒動記』の撮影もおこなわれていた。そこで、映画監督の今井友樹氏に急きょインタビューを試みた。今井監督はこの村の出身で、ツチノコを目撃した人などの話をまとめた民俗学的なドキュメンタリー映画を現在制作中である。
今井監督は映画の中でツチノコの目撃者のお話を聞くうちに、自分が小学生5年生くらいの時、学校の行事で山を散策中につちのこ神社がある隣の山でツチノコを見かけたことを思い出したそうだ。
それは、山の上から見たこともない生物が転がってくるのを友達と一緒に見かけたらしいのだ。その時、今井監督は「ツチヘビだ・・・」と思ったという。ツチヘビとはこの地方で言うツチノコのことである。
今井監督が見かけたつちのこ神社近辺は特にツチノコ目撃情報が多い場所で、取材中には他の目撃者からもこの場所でつちのこを見かけた情報は得られている。
実は今井監督の祖母の兄も1988年11月にツチノコの目撃をしていた。その時は特に大騒ぎになって、目撃現場には看板も立ったそうだ。
この東白川は特に目撃情報が多いのは興味深いことである。イベントの職員さんに聞いたところ、「この地区ではツチノコを目撃したから名乗り上げる人ばかりでないので、隠れた目撃者もいる」と語っていた。
近いうちにこの東白川でツチノコが本当に捕獲されるのではないだろうか・・・
【ドキュメンタリー映画「おらが村のツチノコ騒動記」クラウドファンディング概要】
・名称:小さな山村の奮闘記を通して全国の人々を励ましたい! 映画『おらが村のツチノコ騒動記』制作・宣伝のご支援をお願いします
・主催:株式会社 工房ギャレット
・実施期間:2023年4月28日(金)〜7月28日(金)
・実施サイト:https://motion-gallery.net/projects/TSUCHINOKO-FILM(クラウドファンディング・プラットホームMOTION GALLERY内)
・チラシ
(おかゆう 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)