
先週末の5月19日より、主要7ヶ国首脳会議ことG7が日本の広島県で開催された。今回の主要議題は今なおウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアへの包囲網や経済安全保障の強化など、中露の動きに対する懸念が含まれたものとなっている。
また急速に成長し進歩を重ねる人工知能(AI)への対応やLGBT問題など、近年注目されている問題についても議論されている。さらに、2日目の20日にはウクライナのゼレンスキー大統領が来日。日本の岸田首相をはじめ各国首脳と会談し、最終日の21日にはG7の討議にも参加した。
さて、G7の模様は各局のメディアが報じており、情報番組の中にはG7の会場から生中継を行う所もあった。そんな中、とある番組のG7会場からの中継にUFOが映っていた!?として話題になっている。
問題の番組はTBSの情報番組である『サンデージャポン』。番組中でG7の話題を取り上げた際にG7会場からの中継を挟んでいたのだが、現地の様子を伝えるレポーターの背後に奇妙なものが映り込んでいたのを複数の視聴者が発見していた。
その物体は銀色の球体ないしは円盤型の物体で、会場周辺の上空を浮遊していた模様。視聴者からも「これなに?UFO? 全然動かないね」「サンデージャポンで中継にUFOらしき物体が?本物?カメラの汚れ?」といった発言や画面越しに問題のUFOを撮影した画像がSNSに投稿されていた。
いまテレビみてるんだけどサンジャポのこれなに?UFO?
全然動かないね pic.twitter.com/A5een0vsxB— 不眠羊 (@uryyyi) May 21, 2023
UFOと言えば、驚くべき速度で動き回る様子が確認されることが多いが、今回は逆に全く動いていなかったらしく「カメラのレンズの汚れ」を疑うコメントもあったようだ。
果たしてこの物体は何なのか。
国際的な会議等の重要なイベントが開催された時にはUFOがカメラに映り込む事が多いとされており、アメリカ大統領選挙や最近ではイギリスのチャールズ国王戴冠式の際にも奇妙な飛行物体が確認されている。やはり、世界の首相が集まり今後について討議を行うG7の場は、エイリアンにとっても重要だったのだろうか?
だが、この飛行物体については少し前から現地で目撃されている「謎の気球」であった可能性が高いとみられている。この気球は5月頭から目撃証言が寄せられているもので、会場となるホテル周辺上空を漂っている様子が確認されていた。白に赤や青、緑の縞模様が入った楕円形で、上空からカメラで警備状況を確認するものと考えられている。
サンデージャポンの生中継で捉えられた物体がこの気球かは不明だが、この気球でなかったとしても警備用ドローンも投入されているそうなので、今回のUFOはこれらの物体が映り込んでしまったものと考えてよさそうだ。
(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像 しげっぴー(dpictures) / photoAC
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