影の世界政府による秘密会議!?2023年『ビルダーバーグ会議』リスボンで開催

5月18日、ポルトガルの首都リスボンにて世界の要人が集う「ビルダーバーグ会議」が今年も開催された。

ビルダーバーグ会議は参加者が一部の世界的有力者に限られた、完全非公開で行われる政治・経済等の「重要な問題について非公式に話し合う」会議だ。現在広島で開催されている先進7か国(G7)首脳会議(サミット)や世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)と類似の専門家会議である。

参加者は政界、産業界、金融界、学界の著名人とされており、今年のビルダーバーグ会議には「23カ国から約130人が参加する」とプレスリリースでは述べられている。

ビルダーバーグ会議は報道機関による取材の一切が認められておらず、徹底した秘密主義から陰謀論の分野では「影の世界政府」や世界の行く先を決めるために様々な謀略が渦巻いている、と称される事もある。一方で主催者側はマスコミをシャットアウトしている事から、様々な題材について忌憚の無い意見を出し合い、自由に討論できると主張している。




一方でビルダーバーグ会議側もはプレスリリースにて今年の出席者リストと年間アジェンダの概要を公開しているため、そこから一堂に会した権力者たちが何を考えているのかを垣間見ることができる。

今回の参加者の中で注目されるのは、現アメリカ国家情報長官であるアブリル・ヘインズ氏、元グーグルCEOのエリック・シュミット氏、そしてOpenAI CEOのサム・アルトマン氏等など。

この人選から、今年のビルダーバーグ会議の議題の一つに「人工知能(AI)」も挙がっている。確かにAI関連技術はここ数カ月で大きく発展し、世界中で注目を集めている新興技術分野であることから、会議に集まった権力者たちにとっても大きな関心事であることが伺える。このほか注目されている地域としては中国、インド、ロシア、ウクライナ等が上がっており、「エネルギー転換」や「財政問題」、「国境を越えた脅威」などが議題として取り上げられる予定だという。

一体どんな議論がなされるのか気になる所だが、会話の内容は参加者だけの秘密となっている。今後の世界の動きを見ていくことで、ビルダーバーグ会議での内容が徐々に浮き彫りになってくるのかもしれない。

(勝木孝幸 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 Bernhard Stärck / PIXABAY

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