「虫の知らせ」

久しぶりに不思議な話です。

ちょうど今頃の季節だったので思いだしました。二十歳の頃、付き合っていた彼女とモーテルにお泊まりしたときに彼女から聞いた話です。

詳しい状況は忘れましたが、大筋はこうです。

夜中に何かの気配を感じて急に目が覚めたら、ベッドの横に何かモヤモヤした拳くらいの小さなものがゆらゆら浮いていたそうです。

よく見てみると、それは親戚のおじさんの小さな顔でした。びっくりはしたけど、あまり怖くなかったらしいです。

そして翌日おじさんの訃報があったそうです。

これを夜中に聞かされて当時の私はかなりびびった記憶があります。虫の知らせとか夢枕にたつとかはよく聞きますが、小さな顔で知らせることもあるんでしょうか?

私のおばあちゃんの場合は、友達が亡くなる前日、真夏の夜に蚊帳の外で赤い顔をして正座していたと話してくれました。

・・・話そうか迷ったのですが、私の体験談です。




中学三年の夏休みでした。

私の愛犬はフィラリアを患い大分弱っておりました。友達の家に泊まって帰宅した晩に珍しく愛犬が夢に出てきて、いつものように頭をなでなでして鼻を触ったら乾いていました。

そして翌朝、気になって会いにいくと、もう亡くなっていました。

偶然かもしれませんが、私が帰ってくるまで頑張って待っていてくれたのかな?と、思うと涙がとまりませんでした。(今も書きながら泣いてます)

もう私はどっちかというと、夢枕にたつほうの年齢になってしまいました。( ̄▽ ̄;)今から誰のところへ行くか考えてます(笑)

(アトラスラジオ・リスナー投稿 目玉オヤジさん 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部 愛犬物語)

画像 Vector Xue / PIXABAY

 

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