貯水池に「赤く渦巻く球」が落下、9時間光り続けた!カーボンデールUFO事件

今から40年以上前、アメリカ・コロラド州カーボンデールの町にて奇妙なUFO事件が起きた。

1974年11月9日の夕方のこと。当時14歳だったロバート・ジレット・ジュニアと2人の友人がカーボンデール・グランドホテルから古い鉱山の池まで向かう郡交通機関のトロリーバスに乗っていた。ホテル主催のイベントがあったためか、乗客は数十人ほどいたという。

道中、彼らはセーラム山の上空から「赤く渦巻く球」が落下し、地元の鉱山に近い沈殿池に衝突するのを目撃して警察に通報。直ちに警官達が池に向かった所、確かに緑がかってよどんだ池の中に光を放つ謎の物体が沈んでいるのを発見した。

ほどなくして軍も現場にやってきて現場は封鎖されてしまったが、何人かの野次馬は現場に向かっていたようだ。当時15歳だったケイ・ポープは、騒ぎを聞きつけて自転車でラッセル・パーク地区まで行き、軍によって現場が封鎖されている様子を確認したことを覚えているという。

その後、彼女は「何か大きなもの」が運び出されるのも見たと証言している。




「私は普段からこの道を自転車で行き来していました。あの時、道路を走る大きな平床トラックに何か巨大なものが覆いかぶさっていて、 (軍服を着た) 人がたくさんいるのも見ていました」とポープは語る。

謎の発光体は9時間に渡って光り続けていたようだが、2日後の潜水調査で古い鉄道のランタンが発見された。投げ入れたのは他ならぬジレット氏本人で、「妹を怖がらせるために池に電池式の密封ビーム・ランタンを投げ入れた」と白状した……という事になっている。

しかし、現在56歳のジレット氏は当時の告白は虚偽であり、空から何かが落ちてくるのを目撃したのは間違いない、と語っている。ちなみに当時は空から降ってきたものについて「旧ソ連の人工衛星」だと思っていたようだ。そのため、今でもUFOが池に墜落したのは事実であり、当時10代の少年が隠蔽工作の一環としてその責任を負わされたのではないか、と考えられている。

「カーボンデールUFO事件」 は現在に至るまで多くのUFO研究家が調査を行っているが、真相は明らかになっていない。ちなみに前述したカーボンデール・グランドホテルでは、このUFO事件を記念して毎年「宇宙人着陸記念日祝賀会」というUFOイベントを行っているそうだ。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像: DogLovr on Visualhunt

 

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