宇宙人にアブダクションされたり、宇宙人と遭遇して会話した人達の中には、宇宙人から「地球人に擬態して社会に潜んでいる」と言われた、と語る人もいる。本当に宇宙人が我々の周囲に潜んでいるのか気になる所だが、なんと世の中には本当に「地球を救うために地球に送り込まれた宇宙人」がいる！？事が新しい世論調査の結果で明らかになったという。

現在、海外を中心に「スター・ピープル」や「スター・シード」という言葉の検索件数が上昇している。

「スター・ピープル」や「スター・シード」は「地球を救うためや癒すために産まれた存在」であり、地球上で生まれ変わる「アースソウル」とは対照的に、別の惑星から再起してここに生まれたと考え、瞑想することで銀河系を移動できるという。

例えば「スター・シード」という言葉のGoogle検索結果は既に400万件以上に昇り、異次元から来たと主張する人々のグループがSNS上に多数存在している他、動画も次々とアップされているという。そして「スター・シード」の人々は、自分たちが人類を大きな幸福、繁栄、達成をもたらす「黄金時代」に導くと信じているという。

マンチェスター・メトロポリタン大学とハダースフィールド大学の研究者たちは、ネット上で起きているムーブメントについて次のように語る。

「スター・シードたちは、自分たちが別の惑星から再起してここに生まれてきた存在であり、自分たちが神の領域と地球をつなぐパイプ役で、瞑想によって銀河の間を移動することができると信じている。彼らのコミュニケーション方法は、人間の限界を超えて人々の魂に語りかける『光の言語』を使うことだという。しかし、彼らは人類を助けたいと思いが強い反面、圧倒され、一人で過ごすことでバッテリーを充電する必要性を感じるとも主張している」

研究家によれば、彼らの主張は最新の世論調査で、イギリス人の半数が宇宙人の存在を信じていると回答し、7％がUFOを見たことがあると答えたことと少なからず関係があるようだ。

UFOやエイリアンとスピリチュアル、ニューエイジ系の思想は昔から親和性が高かったため、最近になってUFOの存在を信じる人々が増えた結果、再びこのムーブメントが起きているのではないかという。SNSで情報交換が容易になった事もこのブームの拡大に一役買っているといえる。

このムーブメントは今後も拡大していくのか、そして日本にも上陸するのだろうか。

（飯山俊樹　山口敏太郎タートルカンパニー　ミステリーニュースステーションATLAS編集部）

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