マレーシア航空370便は南シナ海に墜落していた?新たなドキュメンタリーで新説浮上
- 2023/3/17
- 事件, 未解決事件, 歴史上の事件, 異常性事件
- クアラルンプール国際空港, マレーシア航空370便, 南シナ海

2014年3月8日に発生したマレーシア航空370便消失事件は、今なお謎多き航空事件の一つである。その日、クアラルンプール国際空港を離陸したマレーシア航空370便は謎の進路変更を行った後、レーダーから消失。その後多くの飛行機や専門機関が捜索を行ったにも関わらず、機体は完全に行方不明になってしまった。
マレーシア航空370便の失踪についてはこれまでにもさまざまな説が唱えられてきたが、現在ではパイロットによって意図行われた結果であるとの見方が強まっている。しかし多くの人が何年もかけて捜索や調査を行っているにも関わらず、機体の進路はもちろんその残骸を見つけることすらできていない。
ところが、最近になって実はMH370便が行方不明になってから数日後に「南シナ海で飛行機の残骸らしきものを発見していた」ことを証言する人物が出てきてた。
この証言はNetflixで配信された、MH370便の謎に迫るドキュメンタリーの中のことである。当時、クラウドソーシングで衛星画像を検索していたシンジ・ヘンドリーさんは番組中で事件からほどなくして衛星画像を確認したところ、海の中に白いものが出てきたと証言。
「ネットでMH370便と同じボーイング777の図面を検索してノーズコーンを特定することができました。それで、私が見つけた白いものが失踪した飛行機の破片だと解ったのです。思わず『なんてこった!』と言ってしまいました」
さらに最近、彼女は「M」の文字が入った残骸を見つけたと主張している。それは行方不明になった航空機が所属するマレーシア航空のロゴとほぼ完全に一致したそう。
「私は他にも多くの破片を目にしました。胴体や尾翼のようなものも確認しました。鳥肌が立ちました」
本当であれば驚くべき内容だが、事件発生当時からMH370便は数千キロ離れたインド洋に墜落したと考えられていた。そのため、彼女が発見した情報を伝えようとしても無視されてしまったという。
彼女が見つけたものが本当にMH370便の残骸であったかどうかは今のところ不明だ。しかし、これだけ何年も探して見つからなかったということは、当初の推測とは違うところに飛んでいき、墜落していたのかもしれない。
消えたマレーシア航空370便は近日中に見つけることは出来るだろうか・・・
(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像: Aero Icarus on Visualhunt