
先日、アメリカ・オハイオ州にて負傷したサーバルキャットが当局に保護された。
サーバルキャットは一般的にアフリカ原産だが、ごく稀にペットとして飼育されることもある。先日、同州オークリーの町で市民から「ヒョウが出た」という通報があり、現場に向かった動物管理局の監視員が発見、捕獲に成功した。
発見時に木の上から降りようとした際に足を骨折したと報告されていて、現在は動物保護施設のシンシナティ・アニマル・ケア(CAC)が世話をしているという。オハイオ州ではサーバルキャットの飼育は違法であるが、飼い主は州法を把握していた上で飼育していた可能性が高いという。
しかしこの事件で最も奇妙な点は、捕獲したサーバルキャットからコカインの陽性反応が出たことだ。
「私たちスタッフでも、このサーバルキャットがどのようにコカインを体内に取り込んだか解りません。環境的なものなのか、実験的なものなのかわからない」と、CACのコミュニティエンゲージメントマネージャー、レイ・アンダーソン氏は語っている。
このサーバルキャットの飼い主はまだ起訴されておらず、当局に協力していると伝えられているが、今のところサーバルキャットの体内から検出された麻薬についての説明はないようだ。また、CACからはその後、このサーバルキャットが順調に回復しているという報告が出てきている。
(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像: Sonja & Roland on Visualhunt