警官が70年前に運行終了の「幽霊機関車」に警笛を鳴らされたと報告した

イギリスにて、二人の警察官が「幽霊列車」が駅を通過する音を聞くという不思議な報告がされた。

地元メディアの報道によると、この不気味な事件は先週、シビック・ウェイにあるスワドリンコート警察署で発生した。

その日、ジョー・スタッフォード巡査とホイットニー・ホームズ・スモール巡査が地域のパトロールに出る準備をしていたところ、突然警察署に近づいてくる機関車の音を耳にしたという。さらに音が近づいてくるにつれ、近くの木の葉が揺れ始めて2人はさらに混乱。

当然警察署の近くには鉄道のレールすら敷かれておらず、普通の電車ですら走ってくるはずがない。しかし二人は間違いなく、「機関車が走り抜けていく音」を体感したというのだ。しかもその機関車は、警察署の前を通り過ぎ、音が遠ざかると同時にクラクションを鳴らしたという。




二人は不思議に思いながらも警察署の歴史を調べてみることにした。すると、かつて警察署のすぐそばを鉄道が走っていたことが判明した。

警察署の側にあるミッドランド・ロード・ブリッジはかつて線路を渡るための橋であり、近くのロウアー・ミッドランド・ロードはホームに降りるための通路であった。そしてこれらの地名は、かつてこの路線を運営していたミッドランド鉄道にちなんで名づけられた。

しかし「列車の幽霊」を目撃した二人の巡査はこの事実は全く知らなかった。それもそのはず、スワドリンコートを通る旅客列車は70年以上前の1947年に運行を終了していたからだ。

今回の騒動について、スワドリンコート警察はSNSで報告。広報担当者は「幽霊列車に関する体験を持っている人、または失われた駅についてご存じの方は連絡をください。列車が定期的に運行されていたときの写真や話も歓迎します!」と語っている。

(勝木孝幸 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 Elias / PIXABAY 

 

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