木星に存在する?地球外生命体を見つけるため、2300億円の宇宙ミッション始まる!

イギリスの有名タブロイド紙デイリー・スター紙が、「地球外生命体を発見する可能性が最も高い」とされる宇宙ミッションへの参加を表明して話題になっている。

このミッションは欧州宇宙機関(ESA)が12年に渡って行う「ジュース・プロジェクト」だ。4月13日、フランス領ギアナから打ち上げられるアリアン5ロケットに木星衛星探査機「ジュース」が搭載される。探査機のカプセルは木星の衛星であるエウロパ、ガニメデ、カリストをフライバイしながら10個のプローブを設置、その後ガニメデの軌道を1年間周回して地球外生命体が存在するのか証明することを目指すものだ。

このプロジェクトはESAの科学部長であるイギリスの天体物理学者キャロル・マンデルが監督している。その縁でイギリスのタブロイド紙であるデイリー・スター紙が密着取材を行う事になった模様。




木星とその4つの衛星は、太陽系で最も生命を育む可能性の高い惑星である、と研究者たちは昔から推測していた。平均気温はマイナス170度と極寒の地であるが、氷や水、メタンが存在する可能性が高いため、何らかの生物が氷の下に存在しているのでは、と考えられてきたのだ。

果たして、このミッションで本当に地球外生命体の存在が確認できるのだろうか。ジュース・プロジェクトのマネージャーであるジュゼッペ・サッリ氏は「このミッションが、人類の根本的な疑問である『私たちは孤独なのか』という問いに最終的に答えてくれることを期待しています」と語っている。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像: jpto_55 on Visualhunt

 

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