スピルバーグ監督、テレビ番組で「UFO」と「隠蔽工作」について語った
- 2023/3/14
- UFO, UFO・UMA, 宇宙人
- スティーブン・スピルバーグ

1982年公開の『E.T.』はじめ、宇宙人を題材にした映画の撮影や製作に多数関わっているスティーブン・スピルバーグ監督。先日、海外のトーク番組『The Late Show』の特別版に出演。司会のスティーブン・コルベア氏とのインタビューで、UFOやエイリアンというテーマに対する熱意を語り、その内容に注目が集まっている。
UFOについて「今、何が起こっているのか」と尋ねられたスピルバーグ監督は、「エキサイティングだ、何かがいるんだろう!」と冗談交じりに宣言したが、「説明のつかないものを見たことがある人はUFOの実在を信じるだろう」とも語っていた。
スピルバーグ監督はここ数年のUFOをめぐる動きを「まったくもって魅力的だ」と評し、一方で「これらの目撃情報すべてを覆い隠している秘密主義と透明性の欠如」を嘆きつつも、「何か特別な調査が必要になる事態が起きていると思う」とUFO現象の持つ神秘性について述べた。
また、「我々人類が宇宙で唯一の知的種族であることは数学的にありえない」としながらも、「宇宙人が4億光年も離れたところから私たちを訪ねてくる方法と理由を理解するのは難しい」とも述べている。フィクションの世界で様々なエイリアンやUFOを描いてきた監督であっても、実際には現実的な見方をしているという事なのだろう。
一方で、監督はエイリアンの正体について、遠い星から来た宇宙人ではなく「50万年後の未来にいる我々---地球人だとしらどうだろう」と触れた。
この説はUFO研究界で何十年も前から唱えられている仮説だが、スピルバーグ監督もこの説に賛同し「エイリアンはタイムトラベラーであり、人類学者であるため、20世紀後半から21世紀の世界を記録するために戻ってきたのかもしれない」と述べている。
そして彼らの目的を「我々がまだ知らない、歴史的な大イベントを知るため」ないしは「我々の歴史の過去100年を追跡すること」ではないかと推測している。そこから「この仮説が正しいとするならば、少なくとも我々人類は近い将来に絶滅して姿を消してしまうのではなく、少なくとも人類の一部は生き残って遠い未来にも確かに存在している事を意味している」と指摘していた。
なお、近年公開されている米軍の有するUAPの映像や、ペンタゴンのUFOオフィスが調査した100件以上のUAPに関する報告についても言及、「最近発表された情報はいずれも本当に魅力的だ。私はこれらの情報をもっと聞きたいと思っています。なぜなら、私はそれらが何であるか知らないからです」と語っていた。
(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像: Gage Skidmore on Visualhunt
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