NASA発表「2046年のバレンタインデーに地球に衝突する可能性がある…」

先日、NASAの科学者らが「今後25年以内に地球に衝突する可能性のある新発見の小惑星を追跡している」と発表して話題になっている。

今回の発表はNASAのTwitterアカウントの一つ「アステロイド・ウォッチ」が行ったものである。それによると、新しく発見された小惑星「2023 DW」は非常に低い確率ながらも、現在の軌道のまま進むと2046年に地球に衝突する予想がなされているという。

小惑星「2023 DW」の直径は約49.29メートルで、オリンピックのスイミングプールとほぼ同じ大きさ。太陽周回軌道を一周するのに271年かかると推定されており、太陽への最接近距離は0.49天文単位(約7500万キロメートル)という。




地球に衝突する正確な日付は2046年2月14日と推定されており、なんとも恐ろしいバレンタインのプレゼントが飛来するといえる。

既に海外のSNSを中心に、本当に衝突するのか、避難することはできるのか、SF映画のようだ等と様々な意見が書き込まれているようだが、NASAからはまだ公式な警告や被害規模、生活への危険等の詳細は提示されていない。

そもそも何年も先の軌道を適切に予測するためには、数週間分のデータが必要であり、様々な調査で不確実性を減らす必要がある。そのため、NASAからの公式見解は本当に衝突の可能性がある時期が近づくまで出ないと思われている。

NASAは「軌道アナリストは今後も小惑星2023 DWを監視し続け、より多くのデータが入るにつれて予測を更新していきます」と述べている。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

 

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