ついに!2023年初のネッシー目撃情報がウェブカメラ経由で報告

未確認生物の代表格でもあるスコットランドのネス湖に住む怪物、ネッシー。

しかしTOCANA及びアトラスでは、今年に入ってから1回も目撃されていないという現地からの報告を伝えていた。だが、つい先日になってようやく今年初めてのネッシー目撃証言が現地から寄せられた。

2023年最初のネッシーを発見したのは、アイルランドのEoin O’Faodhagain氏という人物である。彼はベテランのネッシーハンターで、近年はネス湖の周囲に設置されたウェブカメラ経由でネッシーを何度も見つけている。2月末、ネス湖の宿泊施設であるShoreland Lodgesに設置されたウェブカメラのライブ映像を確認中、水面を横切るように動く奇妙な波が生じているのを確認したという。「自分が見ているものが信じられなかった。しかも、すべてがあっという間だった」と彼は驚嘆している。

幸いなことに、O’Faodhagain氏は、ライブカメラの内容を記録する事に成功。問題の生物が写ったとされる瞬間を公開している。まず映像の18秒あたりで、O’Faodhagain氏いわく「何かが表面で数秒間動き、その後2つの影によるものと思われる航跡が水面下で2列に動いていくのが見える」という。

2番目の目撃記録については、動画開始から9秒たった時点で水面に「大きな白い丸い乱れ」が発生。これは魚が飛び跳ねたにしては大きすぎる、と主張している。「体は見えないかもしれないが、自然現象では説明できない明確な動きが水面下にある」とO’Faodhagain氏は考察している。




この2つの動画こそが2023年最初のネッシー目撃記録だとO’Faodhagain氏は主張しているが、彼の目撃した物体が本当にネッシーだと認定されるかは不明だ。2022年にネッシーの目撃報告について方針変更がなされ、ウェブカメラ経由の報告については「未知の生物の明確な姿や顔が写っている映像」によるものしか受け付けないことになったからだ。

ウェブカメラだと遠隔地でもリアルタイムに目撃できるという利点はあるものの、例えばカメラより遠い所にある物体はどうしても画像が潰れてしまい、判別がつきにくいものもあった。O’Faodhagain氏は昨年3月に「最初のネッシーをウェブカメラで確認した」と証言していたが、後に当日ネス湖にいた人から「ネッシーではなくカヌーに乗っていた人の可能性が高い」という証言が出たため、2022年最初の目撃情報の登録を抹消されている。

現時点では、ネス湖の公式モンスター目撃情報登録はO’Faodhagain氏のどちらの映像も公式記録としては認めていない。しかし、ネッシーを探し続ける人達のコミュニティでは、彼の目撃事例を「今年最初のバーチャルな目撃例」とする向きもある。ともあれ、今年最初のネッシー目撃報告はネス湖に赴いて実際に目撃したという人の現場報告を待つ事になるのかもしれない。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像: PhotoJeff on VisualHunt.com

TOCANA関連記事
2023年初ネッシーが撮影される! しかし、公式記録には認められない事情が…

 

関連記事

最近の投稿

ページ上部へ戻る