
オハゲです。
今日は青春時代の不思議な出来事について書きます。
昭和60年ころ、当時大学生のわたしはファミレスでアルバイトしていました。バイトを上がってからはたいていバイト仲間とクルマであちこち出かけてました。八王子からですので秩父方面か、湘南が多かったです。
当時は男の子はクルマに乗るものだって時代でしたが、今は免許証さえない若い人が多いそうですね。時代の流れを感じます。
さて、あの日も三人で山の方へ気の向くまま走っていました。すると突然エンジンが失火しているかのようにカクカクして、もしかして止まるかも・・・って状態になりました。
真夜中の山道での立ち往生は御免なので戻ることにしました。
Uターンすると何事もなかったかのように普通に走ることができました。ちなみに行こうとしていたところは花魁淵(おいらんぶち)です。
当時は今ほど心霊スポット情報もなく、「なんか怖い所らしいから行ってみよう」くらいの軽い気持ちで出かけたのですが、後日アルバイトの先輩から、そこは武田信玄の頃に金の採掘工を口封じのために花魁をふくめ全員殺した場所と聞き、「行けなくてよかった」と思いました。
ちなみにその先輩は以前そこが花魁淵と知らずにオートバイで通過中に、いきなり見えざる何者かに後輪を持ち上げられたそうです。
霊感の強い先輩です。
先輩はそのことをお父上に話して、道路状況からそこは花魁淵だろうと聞かされたんだそうです。
八王子から山へ向かうほうには、心霊スポットが多いようですが、不思議な経験はそれ一度きりです。そして二度とそこへは向かいませんでした。
(アトラスラジオ・リスナー投稿 台湾のオハゲさん 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像 Ksk Wara / photoAC