
現代の怪談で「バスや電車、車の誰もいないはずの座席に幽霊が座っていた」という展開があるが、海外にてまさしくこの怪談そのままの現象が確認されて話題になっている。
事件が起きたのはシンガポールのある路線バスにて。10日金曜日、運転手が夜勤明けのバス車庫にてセキュリティ・モニターを確認していた際に奇妙な事実に気づいた。
モニターには誰も乗っていないはずの車両の上階デッキに乗客のような人影が映し出されていたのだ。しかし、セキュリティ・システムは作動しておらず、無人である事は間違いない。
運転手はこの動画内容を記録すると、バスの中に入って確かめてみた。しかし当然ながら、車両の上階デッキには誰もいなかった。
この不気味な映像はシンガポールのSNS上で拡散され、視聴者の間で映像の信憑性について議論が巻き起こった。ある女性は、夫が霊が目撃されたバス停留所で働いており、過去にも同じような話を聞いていたことから「この幽霊は本物だと信じている」と発言。
一方で懐疑的な人々からは、この幽霊がカメラの不具合か、バスの運転手がセキュリティ・モニターに古い映像を撮影して、怖がったふりをすることで巧みなフェイク動画を作成したのだと推測している。
果たしてこの映像はフェイクか、それとも本物の心霊動画なのか。気になる人はぜひ確認してみてほしい。
(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像&動画 Supernatural Confessions / YouTube
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