
ここ数日、アメリカ国内では中国から飛来した?謎の白い気球の話題で持ちきりだ。そのためか、これまで注目されてこなかったUFO関連の報告例や目撃例が日の目を見ている。
先日再注目されたのは、ユタ州ソルトレイクシティにて撮影された町の上空を数分間ホバリングする「謎の三角形の物体」の映像である。
この事件は昨年9月に発生したと伝えられているが、それからオカルト情報やUFO情報を扱う複数のYouTubeチャンネルを経由し、先週になってようやくSNSで大きく話題になった。
このUFOを見た男性によれば、ユタ州のドレイパー郊外にいたとき、ソルトレイクシティのダウンタウンに建つ高層ビルの上の方に、奇妙なUFOが浮かんでいることに気づいたという。その物体は上空約1250~1500フィート(380~450メートル)と推定され、その男性は、三角形の異常が最初は静止しているように見えたが、その後「ゆっくりと北に移動していった」という。
UFOの目撃例としては珍しいことだが、その物体の動きがゆっくりだったため目撃者は数分間撮影し、観察することができた。
事実、映像の中には目撃者の男性が「飛行機でもなく、ヘリコプターでもない。三角形の物体が浮かんでいるようにしか見えない」と驚きながらも実況している音声が入っている。
果たして、彼が目撃した物体の正体は何だったのだろうか。
黒い三角形UFOは1990年代より欧米を中心に目撃されるようになったUFOだ。正体はエイリアンのUFOとも、米軍が秘密裏に開発している新型戦闘機とも言われているが、目撃例は夜間が多く、また結構な速さで移動していることが多い。
そのためエイリアンのUFOだという説をさておくと、大きな凧やドローン、あるいは現在注目を集めている謎の気球のような、極秘の軍事機体だったのではないかという説も出てきている。
とはいえ現時点ではまだこの奇妙な黒い三角形UFOの正体は謎のままだ。
(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像&動画 The Hidden Underbelly 2.0 / YouTube