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- トランプ氏、プーチンの核兵器から米国を守るために「ドーム」建設を計画中…

2017年から2021年まで大統領を務めた実業家のドナルド・トランプ氏。彼は2024年の大統領選への再出馬を表明しており、アメリカ国内のみならず注目を集めている。
トランプ氏は先月28日に行われた演説にて、「バイデン(大統領)は急速に米国を破滅と破壊へ向かわせている」「私が大統領だったら、ロシアとウクライナの間で戦争は起こらなかった。私なら24時間以内に和平協議をまとめることができる」と発言。公約としてアメリカ国内の重要な産業分野からの中国企業排除やミサイル防衛システムの強化等を上げているほか、「プーチンの核戦争から国を守るために、シンプソンズのエピソード「ドーム」に見られるような力場を作りたい」と驚くべき発言を行っている。
トランプ氏は自身のSNSプラットフォーム「Truth Social」にて、プーチン大統領は核兵器で「都市全体や国さえも消滅させる」ことができると主張。本当に戦争になった場合、生半可な「壁」などでは国を守る事はできないとし、もし24年の大統領選に勝利したならば、国家を覆う「最新鋭の次世代ミサイル防衛シールドを建設する」と語った。
ちなみにシールドのイメージとしては、アニメ「シンプソンズ」のエピソード「The Dome」に登場したドームが近いと言う。このエピソードでは、世界で最も汚染された町であることが明らかになったスプリングフィールドの町全体を覆うようにガラスのドームが建設されるという一節がある。
一体どんな材質で、どのような技術で防衛シールドを築き上げるのか、建造にかかる費用はどれくらいなのか…等、疑問は尽きないが、熱狂的なトランプ氏の支持者はこの発言を応援しているようだ。
なお、プーチン大統領がウクライナ軍事侵攻から早々に手を引く可能性が低い事、このまま軍事侵攻が長期化すれば第三次世界大戦が起こる可能性も考えられること等は現職のバイデン大統領も同じ見解を示している。
(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像 Gage Skidmore on Visualhunt.com