霊に「出て行け」と言われた!?イギリスの「最も幽霊が出る家」

「最も幽霊が出る家」を探索した超常現象研究家が、そこにいた霊に「出て行け」と言われたと主張。興味深い映像も撮影されて話題になった。

これをリポートしたのは、イギリスで超常現象研究家として活躍しているトニー・ファーガソン氏という人物である。

彼は昨年10月に民間の超常現象研究団体「UKゴースト・キャッチャーズ」に誘われてハルのデ・グレイ・ストリート39番地を訪問した。7つのベッドルームを持つこの家は、別名「ホステル」とも呼ばれており、2016年に「幽霊が出る」という報告があってから心霊スポットとして注目を集めるようになった。この家を訪れたファーガソン氏によれば、「この家に入った途端、一人で歩いているのに、明らかに何者かの気配を感じた」という。

家の中にカメラを設置し、超常現象を捉えようと様々な実験を行ったところ、実に興味深い現象が多数記録されたという。

まず、録画映像を分析すると「出て行けという声がいくつも入っていた」そう。また、家の中に置かれていた棺桶の中に入ってみたところ、なんと奇妙な声や引っ掻く音、ヒスノイズ(高周波のノイズ音)が聞こえてきたという。ちなみに超常現象の調査に参加した一般の人たちも、誰も棺の近くにいないのに、引っ掻くような音を聞いたと証言していた。また、ファーガソンさんが幽霊のオブジェや人形などを保管している部屋を一人で調査していたところ、はっきりと「出て行け」という男の声を耳にしたと言う。




「私たちが家の中にいるのが嫌なのか、攻撃的に聞こえました。心霊スポットは幽霊たちにとっては彼らの家なので、我々は不法侵入者も同然です」とファーガソン氏は語る。だとすれば、幽霊達が攻撃的になっても無理はないのかもしれない。

「この家に一歩足を踏み入れれば、何かがいることがわかる。一人でいると、ずっと後ろに誰かがいるような、常に誰かが肩越しに見ているような気配がして、絶対誰かがいると感じるんだ。今回の調査の一般参加者も奇妙な音を聞いたし、快適に感じることはなかった。この家自体に奇妙な気配を感じるのは確かです」とファーガソン氏は締めくくる。

また、家の中には人形など「お化け」のようなものがあった。トニーさんたちは2階で足音を聞いたが、捜索のために上がってみると「まったく何もなかった」という。

しかし、この家の来歴について研究してきた地元の歴史家によれば、この家には幽霊屋敷になるようないわくは無く、特に何の変哲もない屋敷だという。一体どういった経緯でこの家に幽霊が出るようになってしまったのか。真相が明らかになる日は来るのだろうか。

(勝木孝之 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 Peter H / PIXABAY

 

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