【虹の橋】亡くなった愛犬、現役猫と一緒に飼い主を励まそうとテディベアを持ち帰る

近年ではペットの埋葬やペット墓地も一般的になってきた。だがイギリスのウェールズ地方にて、「墓地に埋葬された犬の霊がぬいぐるみを持ち出して家に持って来ている」という驚きの報道があった。

地元メディアによれば、この事件はカルティコット在住のレイチェル・マスターマンさんが、家の玄関先に見知らぬテディベアが落ちているのを発見したことがきっかけだった。

彼女の飼い猫のデモは、近くの墓地からお供え物やおもちゃを家に持ち帰ってしまうクセがあり、今回も同じイタズラをしたと思っていた。




そして彼女は墓地にテディベアを返したのだが、翌日も再びテディベアが玄関先に置かれているのを発見。なお、この話をFacebookのグループで相談してみた所、「何かのサインかもしれない」と言う人が現れた。そこで霊能者に依頼してみた所、少し前に亡くなった愛犬のジャックが関係している、といわれたそうだ。

生前、愛犬のジャックと愛猫のデモは非常に仲が良かったという。ジャックはすでに亡くなってしまったが、デモは彼の眠る墓地に行ってジャックと遊び、ジャックからテディベアをもらって家に持ち帰っていた・・・なぜなら、マスターマンさんはジャックが亡くなったことでひどく落ち込んでいたため、愛猫デモと幽霊になったジャックが一緒になって飼い主のマスターマンさんを励まそうとしたのではないか、というのが霊能者の見解だ。

マスターマンさんも、「二匹はとても特別な関係で、とても素敵でした」とし、テディベアは亡き愛犬からのメッセージだと思う事にしたそうだ。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部 猫物語)

『虹の橋』伝説

伝説によると、私たちが愛した動物たちが現世に別れを告げると、最後の力を振りしぼって『虹の橋(レインボーブリッジ)』を渡ります。

この橋の向こう側には、仲間たちと走ったり、遊んだり、無邪気に楽しむことができる牧草地や丘など、全ての生き物が心地よく過ごせる広大な土地がそこにあり・・・そして、豊富な食べ物、水、太陽の光があると言われています。

さらに伝説によると、生前に病気、事故、または重篤なケガで苦しい思いをした動物たちは完全に回復し、喜びにあふれているそうです。ただし時々、飼い主のことを思い出して感傷的になることもありますが、私たちが愛した動物たちはとても幸せな来世を過ごしています。

そして、いつか私たちが虹の橋を渡るその日が来るとき、かつて愛した動物たちはそこで私たちに会ったとたん、喜びの声をあげてキスの嵐を浴びせ、その後は二度と離れることはないでしょう・・・

画像 thisguyhere / PIXABAY

 

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