「土倉鉱山跡の話」

滋賀のHKです。

今回はぼくが20年前に滋賀県の土倉(つちくら)鉱山跡に行った時の話をします。

「なんか見た目がすごい」と聞いていたので、ある晴れた初夏のまっ昼間に友人とドライブがてら行ってきました。うちから車で30分くらいです。

いま少し調べますと、1907年土倉山に銅鉱脈が発見される、そして・・昭和40年(1965年)閉山 とあります。現場につくと広大な自然の中に、崩れた古い岩城のようながっしりした建物が残っており、下からの眺めがダイナミックです。

昔は映画館や病院があったなんて信じられないほど山の中です。近くに湧き水もあるし、珍しい蝶々もいる。倒れた煙突の中にはコウモリがたくさんいました。

ある程度、入り口すぎまで行きましたがお化けが出ると怖いので、その辺までにしときました。気力と体力、ロープがあれば上まで行けるかもしれません。

20分ほど散策しました。普段味わえない雰囲気のある場所でした。そして、ぼくは帰る前に何となくひらめいて小石を拾い、ニヤニヤしながら入り口付近の壁をふざけてガリガリと削り、大きめに「大仏」と書きました。

なんとなくここに来た証を残したかったのです。友達もいたし「どうや、大仏じゃあ!」とぼくは満足でした。




それから無事に帰宅し、翌日仕事をしていた時の事です。

昼すぎくらいに、なぜか身体がドーンと重くなりました。立って書類の整理をしていたのですが、身体全体に目に見えない、黒くて重い何らかの圧力が乗ってるようです。

仕事が出来ない程ではありませんが、手を動かすのも重くてゆっくりになります。あんなズシーンとした感覚は初めてでした。うわあ。

敏太郎先生が喜ぶので書きますが、あの重さは鶴田や天龍でもはね返せないです。社長特権のG・馬場でも無理です(笑

なんやこの圧力は?なにか背中に乗ってる?

しかし、そのくそ重さは2時間ほどで消えました。霊か何か分かりませんが、もしやあんな所に大仏だなんて書いたからかな?と思い反省しました。

すまないことをしました。以来、ああいう場所でふざけた事はしないようにしています。

目に見えない存在がどこから見てるか分からない。なので行動は優しく丁寧にと思っています。

(アトラスラジオ・リスナー投稿 HKさん 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部 読者投稿)

画像 HIAY / photoAC

 

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