
イスラエルの考古学者が、今から1000年前の堀の壁に浮き彫りにされた謎の手形を発見し、頭を悩ませている。
イスラエル考古局の発表によると、この奇妙な痕跡は、今月初めにエルサレム郊外で行われた発掘調査で発見された。近々予定されているインフラ整備プロジェクトのために行われた発掘調査で、彼らは「紀元10世紀以前に遡ると思われる古代の防衛堀の一部」を発見。
かつて街を囲み、侵略から守っていた要塞の遺跡を探索中、彼らは何世紀も前に刻まれたと思われる手形を壁に発見した。
しかしこの彫刻が何を目的として刻まれたものなのか解らないため、考古学者らが頭を悩ませているという。
「この手は何かを象徴しているのだろうか?近くにある特定の要素を指し示しているのだろうか?それとも当時の人たちによる単なる悪ふざけなのか?結論は定かではありません。もしかしたら時間が解決してくれるかもしれません」と、この発掘に携わった研究者は述べている。
(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)