
まずはこちらの動画を見て欲しい。画質も粗く、かなり古い動画ではあるが走っている車の前に大きな黒い人影が現れ、林道を横断していく様子が捉えられている。人間にしてはかなり大柄な上に、周囲が明るいにも関わらず黒いシルエットのような姿なのも気になる点だ。
この映像はとある海外のオカルト系ニュースを取り扱うサイトに一般人女性からメールと共に送られて来たものだという。そのメールには動画の詳細についても記されており、なんでもこの動画は女性の「父親の遺品から出て来た」ものだという。
ある日、彼女と弟が父親の遺品を整理していたところ、数本のVHSビデオテープを発見。好奇心で再生してみたところ、何気ない日常や家族のイベントが記録されていたそうだが、そのうちの1本におよそ9秒間しか映像のないテープがあった。それが問題の動画だった。
気になったので母親にこのテープについて尋ねたところ、父親がまだ20代だった1970年代にカリフォルニアのどこかで数人の友人と共にビッグフットらしき生物を目撃、ビデオに収める事に成功したと話していた事を思い出したという。
確かに映像に写っている生物は、全身を黒い毛で覆われており、直立二足歩行するビッグフットのようにも見える。ちなみに母親も一度このビデオを見せてもらったそうだが、彼女に聞かれるまで忘れていたという。
女性は家族に許可を得てこの映像を超常現象研究グループに送り、世間に公開して写っているものが何なのか、広く意見を募ることにしたとメールで語っていたそう。果たして、動画に写っているのはビッグフットだったのか・・・。
後日、このテープに関しての最新情報が更新された。なんと、この動画を見たサイト閲覧者の中でこれが映画の一部であると憶えていた人がいたようだ。
映画のタイトルは『Curse of Bigfoot(ビッグフットの呪い)』(1975年)、YouTubeで確認できる。
画像&動画 Public Domain Films / YouTube