世界中に店舗を構えるファーストフード・チェーンである、世界のマクドナルド。そんなマクドナルドで「世界最悪」と言われている店舗がついに閉店とニュースになった。
問題の店舗はカナダのオタワ市リドー通りに存在、店側は「店舗内で犯罪行為と社会的混乱が続いている」ため、閉店の運びとなったと明らかにしている。
このマクドナルドでは、麻薬取引、客同士の喧嘩、トイレでの性行為など、一連の重大な犯罪が多数報告されており、警察への通報は実に数千回。2022年だけでも警察が合計150回もこの店を訪れ、2019年には当時の警察署長が店に対して「営業時間を短縮する」よう通達を出していた。
それでも警察の手に負えなくなったため、店の営業を終了する事にしたという。この店舗の周囲にはナイトクラブなどが存在していることから、立地の関係で店内の治安も悪化してしまったようだ。
このマクドナルドの閉店を受けて、ネット上には様々な思い出が書き込まれた。
「あの場所で多くのくだらない喧嘩を見てきた。ひどい場所だ」とか、「従業員が洗浄液をぶっかけて喧嘩を仲裁しようとしたのを見たことがある」とか、中々の荒れっぷりだったようだ。Redditには元従業員による「どの客も、『無罪とわかるまでは犯罪者のように』扱わなければいけなかった」という体験などが綴られていたという。一方で、昔はそこまで店内の治安が悪くなかったようで「昔はクラブに行った後に足を運ぶマクドナルドだった」と回想する人もいた。
また、この店が無くなる事で次は別の店の治安が極端に悪くなるのではないか、という懸念もあったようだ。果たして、「世界最悪のマクドナルド」が無くなった後はどうなるのか。気になる所だ。
（勝木孝幸 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部）
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