
便利な地図機能であるGoogle EarthやGoogle Mapsには、時折奇妙なものが写り込んでいるのが判明して話題になる事もある。シャッタースピードの関係か、奇妙に歪んでしまった人や物、幽霊のような人影からUMAらしき巨大生物まで写っていて注目を集める事もある。
例えばネス湖にはネッシーらしき謎の生物の姿が、海原にクラーケンを思わせるような巨大生物が写り込んでいる様子が発見されて注目を集めた事もある。
先日、RedditにとあるGoogle Earthのスクリーンショットが投稿されて注目を集めた。アメリカはコロラド州のアンコンパーグレ国有林を上から捉えた衛星写真なのだが、よく見ると緑の中に黒い奇妙な影が存在している事が解る。
黒い人影が歩いているように見えるのだが、問題の場所は渓谷の奥にあって人家が近くに存在しないため、「ビッグフット」を上空から捉えたものである可能性が高いというのだ。
ある人がGoogle Earthの計測ツールを使って影の大きさを確認してみたところ、人影は約2.25メートルと人間にしてはかなり大きい事が明らかになった。また、他にも「人影らしき物体の影が周囲の物体の影と一致している」「異なる時間帯に撮影された他の衛星画像にはこの人影が映っていない」事から、ビッグフットが衛星写真に写り込んだのではないかと考えられている。
また、この地域に住んでおり、この地域に非常に詳しいと主張する別の人物からは「ハイキング中にビッグフットらしき生物を目撃したことがある」という証言も寄せられていた。この人物によれば、問題の影が確認されたアンコンパーグレ国有林は標高が高く、松やアスペンが多く生えていて水源も豊富。エルクが多く棲息しているそうで、ビッグフットが満足に棲息できる豊かな自然が残されているという。
一方で、この物体は単なるクマでしかなく、地面に落ちた影のせいで大きく見えているだけではないか、という説もあるようだ。
果たしてGoogle Earthに捉えられたこの影の正体は何なのか。皆さんもGoogle Earthで実際に確認してみてはいかがだろうか。
(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像 Google Maps / Google