9歳の化石マニア少女、ビーチで巨大なメガロドンの歯を大発見!

史上最大のサメ、メガロドン。その大きさは推定で約13~20メートル、約2300万年前から約150万年前と長期間にわたって暖かい海に生息していた。しかし、海水温の低下や小型で行動力の高い他の生物との生存競争に負けた、等の様々な理由で絶滅してしまったとみられている。しかし、他の生物とは桁外れのスケール感から、今でも人気の古代生物の一つなのは間違いないだろう。

そんなメガロドンに魅せられた一人である、アメリカはメリーランド州在住の9歳の女の子、モリー・サンプソンちゃん。彼女は化石を掘るのが趣味である父親の影響で、一緒に化石採集に出るようになって古生物に興味を持つようになった。中でもモリーちゃんが興味を抱いたのは巨大な古代サメのメガロドン。いつかメガロドンの歯を見つける事を夢見ながら、サメの歯の化石を中心に集めていたようだ。

そして昨年の12月25日、クリスマスの日。彼女が家族とともに同州のカルバート・ビーチを訪れていた時のことだった。チェサピーク湾に出かけたモリーちゃんの前に、思いがけないクリスマス・プレゼントが姿を現した。




それはなんと全長15センチもの巨大なメガロドンの歯。しかも彼女はこの日の朝、クリスマスプレゼントとして化石掘りに使える保温性の高いチェストウェーダーを受け取っていたばかりだったのだ。

「いつかメガロドンの歯を見つけたい」幼い少女の長年の夢が叶った瞬間だった。

「1歳の頃から浜辺を這いずり回ってサメの歯を探していたんです。大喜びでした」とモリーちゃんの母親は語る。また、モリーちゃん本人は念願のメガロドンの歯の化石を発見したときのことを、「夢かと思うほど驚いちゃった。まさか本当に見つけられるなんて……」と振り返る。

ちなみに、モリーちゃんが長年かけて集めたサメの歯のコレクションは実に400点以上。この記念すべき日以降はコレクションの真ん中に念願の巨大な歯が鎮座する事は想像に難くない。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像&動画 FOX 5 Washington DC / YouTube

 

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