
人は誰しも未来の事を前もって知ることはできない。そのためか、年末年始になると今年の運勢や何が起きるのかを告げる占いや予言が注目を集めることとなる。
最近注目を集めている予言者の一人が「現代のノストラダムス」と呼ばれるブラジルの予言者アトス・サロメ氏。彼は2022年にエリザベス女王の崩御を予言し的中させたことで有名になった。彼は主にインスタグラムにて数字を活用した予言を行っており、他にも新型コロナのパンデミックやロシアのウクライナ侵攻、更にはイーロン・マスク氏のツイッター買収まで予言していたと語っている。
そんなサロメ氏は2023年にはなんと「反キリストが再来し、破局が始まる」と恐ろしい未来を予言して注目を集めた。その後、年が明けてから今年の予言の補足とも言うべき内容をDaily Star紙の取材で語っていたので紹介したい。
サロメ氏によれば、テスラ社CEOであり様々な分野で活躍する実業家のイーロン・マスク氏が「テンプル騎士団」である可能性があり、2023年に反キリストの復活に対抗して戦うと語っている。
ちなみにロシア正教会の指導者であるキリル総主教は「反キリストがイーロン・マスクに酷似している」と述べており、2019年1月に「モバイルインターネット」は「人類を世界的に支配する機会」を意味すると語り、「”反キリスト “とは、インターネットの先頭に立ち、全人類を支配する人物である」と告げて国民に使用時に注意するよう促していた。
しかしサロメ氏は、キリル総主教とは正反対の主張を行っている。彼はDaily Star紙に対し、マスク氏が画期的な技術を開発している最中である事に触れ、次のように語った。
「昨年、私は『人類が新しい秩序の中で、いわゆる反キリストと戦う可能性のあるテンプル騎士によって守られる』可能性について警告しました。修道士の戦士達によって結成されたテンプル騎士団の使命が、『聖地を目指す人々を守ること』だったことを思い出してください。彼は自らの技術で人を救おうとしました」
そして、もしイーロン・マスク氏がテンプル騎士だとしたら、誰が反キリストになるのか?という問いに対しては、「反キリストは、ローマのように他の国家の中にある国家からやってくる」と強調している。すなわち新たなテクノロジーや人工知能、ロボット工学の分野から来るのではないかと考えているそうなのだ。
だとすると、2023年にはついに機械と人類の間で戦争が始まるのだろうか。サロメ氏の予言が気になる所だ。
(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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