
海外のニュースサイト「Fark」の創設者であるDrew Curtis氏。彼は2015年に「2020年から来たタイムトラベラー」を自称するツイートをして注目を集めた人物である。
本人はこの投稿について「完全な事故」だったと語っているが、その時のツイートで2020年に起きるパンデミックの規模など大きく外れていない事を予言していたため、予言者として話題になった。その後も年末年始になると彼の元には「その年に何が起きるのか予測して欲しい」という依頼が届くという。
そんなCurtis氏による2023年の未来予測だが、「AIは人類にとって良い方向には向かわず、我々全員を殺す可能性がある」と興味深い発言をしている。
「2023年のAIを取り巻く状況は今(2022年)とほぼ同じ、不気味で不穏なものでしょう。なぜAIを作ろうとするのか、私には理解できません。最高のシナリオは、新たな恐ろしい倫理的ジレンマが出現することでしょう。最悪のシナリオは、我々全員がAIに殺されることです。人類はAIに対して勝ち目はありません」
This is the best headline I could have ever hoped for – bravo https://t.co/8QqrKGji6w
— Drew Curtis (@DrewCurtis) December 27, 2022
2022年はAI関連技術が多く話題に上り、AIを活用する方法などが注目を集めたが、まだまだ人類には早い技術だというのだろうか。
ちなみにCurtis氏は自分の未来予測について「数杯の酒に助けられている」と語っている。
「ここ数カ月はやっていないけど、たまにすごく酔っぱらって、『よし、行こう』ってなるんだ。タイムトラベルの質問聞きたい人いる?」とCurtis氏は発言している。気になる人は彼に直接質問してみるのも面白いかもしれない?
(勝木孝幸 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像 Prince C / PIXABAY