
今も世界のどこかで目撃されているUFO。もしUFOが本当に我々の地球外、太陽系外からやって来ているとしたら、現代の技術で地球に到達する前に確認する事は本当に不可能なのだろうか。
実際、UFOではないが2017年に太陽系外から飛来した恒星間天体であるオウムアムアは観測の結果、偶然接近を確認できていた。
半径200メートルある小惑星と、大きくても数十メートル程とみられるUFOでは見つけにくさに大きな違いがあるかもしれないが、それでも現在の技術を駆使すれば地球に接近してくるUFOを捉える事も可能なのではないか・・・。
そう考えてUFO用の「スピードカメラ」を製造する試みが行われた。発案者は天文学者のアヴィ・ローブ氏。彼は前述の恒星間天体オウムアムアはエイリアンクラフトだったと主張している人物で、2017年の接近は「我々人類がエイリアンの証拠を得られる数少ないチャンスだった」と語っている。
そんなローブ氏が主導となり、なんと太陽系内を移動するUFO用のスピードカメラとも言うべき装置の開発に成功したという発表された。この装置には強力なレンズのカメラを搭載しており、撮影されたデータはコンピュータシステムに送られ、AIアルゴリズムで物体を識別するという。
既にこの装置は運用を開始しており、セキュリティ上の理由から設置されている場所は明らかにされていないが、「ここ数週間で稼動した」ことが明らかになっている。アメリカはシアトルにあるブルーマーブル宇宙科学研究所のジェイコブ・ハック・ミスラ氏も、このカメラについて「軌道上から何でも探すことができる装置」であると明言している。
ちなみにローブ氏は現在、同様の物体を迎撃するための宇宙ミッションも計画中だ。
(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像 European Southern Observatory on VisualHunt.com
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