毎年年末や年始になると、来年（ないしは今年）に何が起きるか予想する特集が組まれたりする。これは日本だけでなく海外のメディアも同様で、世界中で2023年に何が起きるか告げた予言に注目が集まっている。

アトラスでもノストラダムスやババ・ヴァンガ、アスパラ霊媒師らの予言を紹介してきたが、今回紹介するのはメキシコの千里眼能力者アントニオ・バスケス氏だ。

彼はメキシコで「偉大な魔法使い（Grand Warlock）」と呼ばれており、毎年１月の初め(今年は2日)に恒例の集会を行い、タロットカードを用いて皆の前でその年に起きる事を予言するという。彼の予言発表集会はメキシコで人気のイベントであり、メディアも注目するようだ。

2022年に行われた記者会見では、バスケス氏は将来の出来事を予測するよりも、むしろ世界の状況に関する見解を述べていたようだが、年始の記者会見ではいつもの調子で2023年についての様々な洞察を述べていた。

2023年の運勢だが、バスケス氏によると今年になってもウクライナ軍事侵攻は終結しないようだ。「米国がウクライナに多額の資金を送っているため戦線が維持されている」「そのために地球上に深刻な問題が生じる」というが、具体的にどんな問題が生じるのかは明言しなかった。

しかし一方で世界経済は「本当にバランスが取れている」とも述べ、特にメキシコは良い年になると告げた。そのほか、幸いにして2023年に地球上で起こる大きな自然災害や、新たなパンデミックは予言されていない。

そんなバスケス氏の予言の的中率だが、2022年の予言は事柄が少なかったため現時点ではその精度を確認することは難しいという。しかし「メキシコがワールドカップでグループリーグを突破できない」ことは正しく予言していたそうだ。

果たして、今年はどのような年になるのか。バスケス氏の言う通り、災害等が少ない年になって欲しいものである。

（加藤史紀　山口敏太郎タートルカンパニー　ミステリーニュースステーションATLAS編集部）

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