
先日、オランダにて小学校のとある男性教師が、なんと『エクソシスト』を含むホラー映画を学校で生徒に観せていたことが発覚し、小学校の臨時教師としての職を失ったという事件が発生。
この奇妙な事件は、12月初めに発覚した。子ども達が帰宅後に「授業中に不気味な映画が上映された」と親に相談、心配した親たちから学校や警察に連絡がいき、明るみに出たと伝えられている。更にその後の調査で、この臨時教師が7歳から9歳の子供たちの昼食時間に映画をこっそり上映していた事が判明した。
普通の教材や子ども向けの映画であればまだ良かったのかもしれないが、その教師が上映していたのは古典的なホラー映画『エクソシスト』やSF映画『第9地区』など、幼い子どもには少々ショッキングな内容を含む作品ばかりだった。
ある子どもの父親は「放映中、廊下に逃げてしまう子もいれば、教室に戻りたがらない子もいたそうです」と怒りをあらわにしている。また「映画を見たことで悪夢を見るようになった」という保護者からの報告や、映画の内容を「怖い」と訴えた子どもは、この教師に馬鹿にされたという。
しかもこの男性教師は子供たちに「学校で映画を見たことを誰にも言わないよう」に指示したり、他の職員が教室に入った時には「『ピンクパンサー』などの子供向けの映画に切り替えていたのだそう。
「彼は自分が何をしているのかよくわかっていました」と、学校長は保護者に向けて状況を説明する連絡を出し謝罪。この臨時教師は即刻解雇されることになったという。
(勝木孝幸 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像 Bob Bekian on Visualhunt