コロッセオの地下から、古代ローマ時代の「スナック菓子」が…

イタリア・ローマに存在する史上最大の円形競技場、コロッセオ。この巨大な石造りの建造物は、古代ローマ時代に剣闘士たちが闘技場で死闘を繰り広げ、何千人もの観客の歓声に頻繁に満たされていたとみられている。時にはライオンやトラ、クマなどの野生動物もしばしば登場し、人を獲物とした残虐なショーが繰り広げられ、観客の目を楽しませていたという。

このたび、コロッセオの全盛期の様子を明らかにしようとする調査がコロッセオにて行われ、かつてこの建物の下水道であった場所から興味深い数々の品々が発見されたという。




そこから見つかったのはオリーブの実や果物、木の実などの遺物。また、闘技場で使用されていた大型のネコやクマなど、互いに死闘を繰り広げたであろう野生動物の骨も発見されたという。

これらの遺物は2000年前にコロッセオで行われていたイベントと、それに参加した人々の食生活を知る上で、ユニークな洞察力を与えてくれるという。恐らく下水道には様々なゴミが流されており、沢山の木の実や果物は当時の観客たちが血なまぐさい死闘やショーを観戦する時に食べた「スナック菓子」のようなものだったと考えられているそう。

コロッセオ考古学公園のアルフォンシーナ・ルッソ所長は、「これらの発見は、ここで公演が行われていた間に、この場所に来ていた人々の経験や習慣を見ることができる」と述べている。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 stokpic / PIXABAY

 

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