「なんか妖怪?」

こんにちは よしぽん といいます
色々なお話が たくさん聞けるので 毎回楽しみにしています

実は二十数年前になりますが、怖いものを 見た事があります
当時 働いていた 建築関係の会社で
現場管理を 担当していた時のことです

T県S市の 現場から 連絡があり
職人さんが 困っているらしく
説明するより 来てもらう方が 早いと言われ 行く事になりました

昼頃到着し 車から降り 挨拶をすると
休憩中の 職人達が 不機嫌そうに建物を 指さします
気軽に話せる 雰囲気ではなかったので
そのまま 建物に向かいました
ほとんど躯体だけの 2階にのぼり あたりをみまわしていると
誰もいない鉄骨の上から ギーッと 音がしました
そのあたりに 湯気の様な もやの様なものが でていました

どんどん濃くなり あっという間に
これが今だに 自分でも 信じられないのですが
骸骨に なりました
怖すぎて まばたきも できませんでした
目の前で 足を引きずりながら
ギギィーゴツッ ギギィーゴツッ と
かがんだような 猫背の様な姿勢で
ゆっくりと 2、3歩 歩くと
ぱっと消えてしまいました
頭が真っ白になり 足がすくみました

我にかえり
何もなかったと 自分に言い聞かせ あわてて 下に降りました
一刻も早く その場を 離れたかったので
社長と直接話して下さい と言うと
職人の親方が 苦情を 取り下げてくれたので
急いで会社に戻りました
その後は 何事もなく 工事は終わりましたが
一瞬の出来事で とても不気味でした

それから 一年ほど たったころ
解体現場の職人から
とにかく 誰でもいいから 来てくれと 連絡がありました
しかし その日 動けるのが 私だけで
仕方なく その現場に行きました
そこで 話を聞くと
現場の中に オバケが出て
工事にならないから どうにかしてくれ とゆう 苦情でした
一度 骸骨で こりていたので
聞いた瞬間 ずっこけそうに なりました




また 同じS市です
そこは 古い大きい家でした
とにかく 見てくれ と言われ
指定された部屋に行くと
日中で 室内も 明るかったのですが
一風 変わった作りの部屋で
腰から天井近くまで ガラスの引き戸がはいった
幅約4メートルほどの とても大きい 作り付けの棚が
角をはさみ 2つありました
その棚は 3段あり 2つとも 上段は からっぽで 下の2段に
びっしり 大小 色々な人形が 詰め込むように 並んでいました
その現場の 担当者からは 一向に電話はなく
どうしようかと 考えている時に
何か動いた様な気がして そちらを見ると
部屋のすみにある ブラウン管テレビの 裏側から
異様に頭の大きい 小学生位の 男の子が ふわ〜っと でてきて
そのまま 部屋の 中心へいきました

のっぺりと 大きな顔で 空中をみています
突然 大きい声で
ベロベロバーベロベロバーと
言いはじめました
驚きすぎて声も出ず 動けませんでした
早口で 大きくなったり 小さくなったりする
延々と 途切れないベロベロバーを聞いていて
目が回りそうになり 急いで 部屋をでました

うまく文章に できませんが
人間が ベロベロバーと言うと
言葉に 区切りがありますが
その男の子は 言葉に区切りがなくて
なんというか
例えば 2人で
1人が 息継ぎなしで ベロベロだけを言い続けて
もう1人が ベロベロのあとに バーだけを言い続けると
ベロベロバーの 一区切りが 終わる前に 次が 重なって始まるので
ずっとエンドレスになりますよね
私には そんな風に 聞こえました
聞いていると 息が詰まりそうでした
そうはいっても
やはり 騒ぐわけにもいかず
解体の親方に
私には 何も見えませんし
どこにも 変わった所は 無いと思います と伝えました
すると 職人さん達に
とにかく 気味が悪くて
人形だけは さわれない と 強く言われました
こう言われて とても困りました

担当者から 連絡がないのは
これを知ってるからだと 悟り
今から会社に 指示を仰ぐと かえって面倒になるし
もう どうにもならないと あきらめました

棚の上段は 何も入っていなくて 背面が 遊園地のイラストでした
人形は 充分 手の届く範囲にあり
ざっと見ても 一時間位あれば なんとかなるか と
私がその場で 人形の搬出を 引き受けました
車に どのうぶくろが 積んであったので
袋の束だけ もって 部屋に戻ると
まだ 男の子は います
とにかく 早く済ませるために
見ないように 見ないようにしました
その間も 恐ろしい声が 続いています
なんとか ガラス戸を開けると うっすらホコリっぽくて なんともいえない ニオイがしました
とにかく 外のコンテナ(大きなゴミ箱)へ
触るそばから バタバタ崩れ落ちる人形を
どのうぶくろにつめて 持てるだけ抱えて 外へ出している時は
昼間とはいえ 生きたここちが しませんでした

山の様な人形を せっせと移動し 目に触れない様に さらにシートをかけました
人形が片付く頃には いつの間にか 静かになっていて
男の子も いなくなっていました
ここも この件以外は 何事もなく 工事は 済みましたが
男の子を見ないように 必死に 部屋を往復したことを 思い出すと
今でも ぞーっと 鳥肌が立ちます
とにかく とても 恐ろしかったです
その後 転職を機に 退社したので 現在は 平凡に暮らしています

アトラスラジオを 聞いていて
私も 怖かった事を 思い出し 投稿しました

(アトラスラジオ・リスナー投稿 よしぽんさん 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 rony michaud / PIXABAY

 

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