イエローストーン国立公園の温泉で「人の足」を発見…事件か?

アメリカの有名な国立公園、イエローストーンは毎年多くの人が観光に訪れる風光明媚な地だ。そんなイエローストーンにて、今年の8月に公園のスタッフが温泉の中になんと人間の足が浮かんでいるのを発見するという衝撃的な事件が起きた。

発見場所はイエローストーンのウエスト・サム・ガイザー・ベイスンのアビス・プール。温泉とはいえ、イエローストーン国立公園で確認される熱水泉はいずれも非常に高温で、約120度に達するものもあれば、強い酸性の水をたたえたものもある。そのため、非常に危険な場所でもあるのだ。




捜査当局が何カ月もかけて捜査を行った所、足の主がロサンゼルスに住む70歳のイルフン・ロさんであることが判明した。彼がどのようにして、摂氏60度にもなるプールの中に入ってしまったのかは不明。目撃者もいないため、事故か自殺かも解っていない。当局はロさんの親族を探し出し、原因究明に努めるという。

なお、今回の事件は2016年に公園の温泉に落ちてほぼ即死した23歳のコリン・ナサニエル・スコットさんの事例と酷似している、との話もある。

近年イエローストーン国立公園では、来訪者のマナーの悪化が問題視されているという。高温の熱水泉に落ちて死亡するケースや、野生のバイソンを刺激する、先住民の遺跡や墳墓を破壊するなど目に余る行為が目立つといわれている。なお、パークレンジャーは観光客のマナー改善を呼びかけている。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 Steve / PIXABAY

 

関連記事

最近の投稿

ページ上部へ戻る