南極大陸の地下深くに全長300マイルの秘密の川が存在した!

南極大陸の氷床の地下深くには、隠された世界が広がっているという・・・

先日、インペリアル・カレッジ・ロンドンの氷河学者マーティン・シーゲルト氏らは、航空機に搭載した氷河探知レーダーを使って、南極の氷の下に広大な川があることを発見した。

ウェッデル海に注ぐこの川はロンドンを流れるテムズ川よりも長く、フランスとドイツを合わせた面積を上回り、全長は約300マイル(約483キロメートル)にも及ぶという。

「数十年前に初めて南極の氷の下に湖を発見したとき、それらは互いに孤立したものだと考えられていました。今私たちは、分厚い氷の下に広大な川のネットワークによって相互に接続された、河川システムが存在していることを理解し始めています」とシーゲルト氏は語る。

しかし今回の発見は、南極の氷の下に存在する水脈の大量の排水にて、世界の海面を合計4.3メートル上昇させる可能性があることを示すものでもあると言われている。さすがに大規模な融解が一度に起こることはないと見られているが、楽観視できないというのが専門家の見方だ。




今回の研究の共著者であるウォータールー大学のクリスティン・ダウ氏は

「衛星観測によって南極大陸のどの地域がどれだけ氷を失っているかはわかっていましたが、その理由は必ずしもわかっていませんでした。今回の発見はそのミッシングリンクになるかもしれません。これらの河川システムの影響を考慮にいれないと、氷河系がどの程度早く融けているのか大幅に過小評価している可能性があります」

と述べている。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 Eduardo Ruiz / PIXABAY

 

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