火事の原因は隕石だった!?米カリフォルニアで驚くべき自然災害が…

火災が発生する原因は多々あれど、中には驚くべき理由で火事になることも。先週末アメリカのカリフォルニア州にて謎の火災が発生、家主や周辺住民はなんと火元は落下してきた隕石だと主調して話題になっている。

地元メディアの報道によれば、この奇妙な事件は4日金曜日の夜に農夫のダスティン・プロシタ氏が飼っている牛に餌をやって自分も就寝した後に起きた。

「突然大きな音がして、煙の匂いがしてきたんです。玄関のポーチに出たら、完全に炎に包まれている事に気づきました」

火の勢いは強くあっという間に家中に広がり、プロシタ氏は愛犬の一匹と一緒に現場から逃げ出すことができたものの、もう一匹は炎に焼かれてしまったという。その後複数の消防隊が駆けつけて消火に当たったものの、鎮火に数時間を要しプロシタ氏の家は全焼してしまったという。




火災は自然発生したようだったが、火災現場にやってきた近所の人々から、なんと「もしかしたら、さっき見たばかりの隕石が原因かもしれない」という意見が上がったという。

消火に当たったペンバレー消防署のジョシュ・ミラー隊長は次のように語る。

「最初に現場にいた一人から聞いて、何となく頭の片隅に置いておいたのですが、その後も続々と多くの人がやってきて隕石について話し始めたんです」

まるで嘘のような話だが、現場周辺に設置された多数の防犯カメラが確かに「空から降ってくる火の玉のような物体」を記録していた。そのためプロシタ氏が聞いた大きな音とその直後に発生した火災は、本当に大気圏に突入して摩擦熱で高温になった隕石だった可能性は十分に考えられるというのだ。

ちなみに、隕石が民家に命中するのは実に4兆分の1の確率だとか。それを知ったプロシタ氏は「それならいっそ、今日は宝くじでも買ってみようかな」と自分を見舞った不運をポジティブに考え直したようだ。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像&動画 KCRA News / YouTube

 

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