
以前、TOCANA及びアトラスではイギリスのサマセット州にて再出現するようになり、地域住民を不安に陥れている不気味な怪人「ギンプ・マン(Gimp Man)」について紹介した。
「ギンプ・マン」は頭からつま先まで真っ黒なラテックスの服を着ており、目の所には赤で×印が描かれているという非常に不気味な格好をしており、今から4年程前にサマセット州各地の村に出現。夜間に道を歩く人の後をつけたり、追いかけてくるなどしたため警察がパトロールを強化するに至った。
その後、犯人として2人の青年が逮捕されたのだが、その後も騒動は続き真相は解っていなかった。
あれから4年、「ギンプ・マン」はなりを潜めていたのだが、6月26日日曜日の夜に突如姿を現した。被害に遭ったのは若いカップルと男性で、カップルの方は「午前1時頃、クラバーハムロードにてギンプ・マンに遭遇、追いかけられた」と証言しているそう。ちなみにこの人物からはラテックスの嫌な臭いが漂っていたそうだ。
⚫I'm a Celeb star refuses trial
⚫Cops fear gimp army
⚫Maguire plays up front
⚫Frail Parkinsonhttps://t.co/TA2o2TJwyR pic.twitter.com/qTOwWIgX8v— Daily Star (@dailystar) November 4, 2022
4年ぶりに出没した怪人と、未だに逮捕できない警察に業を煮やした住民達は自警団を結成。警察も捜査態勢を強化し、地域住民に防犯カメラ映像などの情報提供等の協力を募っていた。
そして10月27日午前12時25分、地元のティーンエイジャーが草むらから謎の言葉を発して飛び出してきたギンプ・マンに遭遇。通報の結果警察のヘリコプターとパトカーが出動し、30代の男が逮捕されることとなった。
なお、組織的な犯罪に関与していた形跡などが無かったため、現在は午後9時から午前6時の間は自宅を離れないという条件で保釈されているそうだ。
だが、地元警察のアダム・オローリン警部によれば、周辺住民を恐怖に陥れているギンプ・マンは1人ではない可能性が高いとのことである。
「我々警察は地域の皆さんがギンプ・マンの犯行がエスカレートするのではないかと非常に懸念していることは知っています。しかし、現段階ではかなり安定しているのでそこまで心配することはないとみています」と語り、一方で地元の人々にも自警団を結成して過剰な対応をとらないよう呼びかけた。
(勝木孝幸 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像&動画 The Telegraph / YouTube