トラブルに見舞われたスキューバダイバー、人魚たちに助けられた

溺れた人を人魚が助ける、というシチュエーションは有名な童話のワンシーンを思い出させるが、現実でも同様の事態が発生して話題になっている。

スキューバダイバーのパブロ・アビラ氏は先日、カリフォルニア州サンディエゴ沖のカタリナ島付近で水難事故に陥りかけた。しかし幸運にも近くに「人魚」の集団がいたため救助され、生還することができたのだ。

アビラ氏はカタリナ島沿岸でダイビング中、呼吸器材の問題により溺れてしまい意識不明の状態に陥った。幸い周囲にいた彼の友人らが異変に気付いて安全な所へ運ぼうとしたのだが、かなり岸から離れていたため友人らも疲労で身動きがとりにくくなっていた。

そんな彼らの前に、何人もの人魚が現れたのである。




実際に救助にかけつけたのはちょうどマーメイド・スイミングの上級コースを受講していた地元の女子学生たちだった。マーメイド・スイミングとは文字通り人魚の尻尾をつけて海を泳ぐスポーツで、当初は映画の特殊効果の一つとして生まれたものである。

2004年に環境活動家のハンナ・フレーザーさんが大々的に行ったことがきっかけとなり、世界中へ普及。現在ではアメリカから中国まで実力者が集まる世界大会が開催されるなど、人気が高まっているスポーツだ。

人魚の救助隊を率いていた講師のエレーナ・マリー・ガルシアさんによれば、アビラ氏らを見つけたとき、たまたま救命処置や溺れたマーメイド・スイマーを救出するための技術を練習していたという。

アビラ氏がもがき苦しみ、空気塞栓の兆候である泡を吐いているのに気づいたため、彼女らは協力して彼を救おうとしたのだ。幸いアビラ氏は彼女らの助けもあり、無事に岸まで運ばれ、減圧室に入れられるなど適切な措置を受けることができて生還したのだ。

アビラ氏のダイビング仲間であるハビエル・クララムント氏は「人魚に助けられるなんて、まるでおとぎ話のようだ」と語っている。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像&動画  FOX 11 Los Angeles / YouTube

 

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