国立UFO報告センター局長、就任約30年間で18万件ものレポートを記録と語る

アメリカには国立UFO報告センター(NUFORC)という、アメリカ国内外からのUFO目撃情報の詳細を収集・記録してきた非営利団体が存在している。

1974年に故ロバート・J・グリブルによって設立されたこの団体は、現在74歳のピーター・ダベンポートが代表を務めている。彼は1994年にグリブル氏の後を引き継いで28年になるが、この30年間は非常に多忙だったと語っている。

シアトル・タイムズの記者エリック・ラシテス氏のインタビューにて、様々な質問に答えている。ダベンポート氏がUFO現象に興味を持ったのは1954年、家族でドライブイン形式の映画館に行ったときに実際にUFOを目撃したことに始まる。

「それは太陽のように明るく、ラグビーボールのような形をしていました。それはまっすぐ上昇すると、一度映画のスクリーンの後ろに落ちて、再び上昇して北の空に消えていったのです。この体験がきっかけでUFO現象に関心を持ち続け、現在に至っています」




ダベンポート氏はこれまでに18万件ものUFO目撃情報を記録してきたが、これらの証言の中で実際に本物の目撃情報を選別するのは難しいという。「団体のホットラインに寄せられる電話の10%から80%は、いたずら電話です」と彼は語る。

だが、それでもダベンポート氏はUFOについて「おそらく、人類が直面する最も重要な科学的問題である」と述べる。「この銀河系でわれわれは孤独なのか、そうでないのか。私の見解は『私たちは一人ではない』というものです。我々の地球は日常的にUFOと呼ばれるものに訪問されているからです」

できる限り多くのUFO目撃談を記録するのは非常に大変で、労力のかかる仕事である。しかしダベンポート氏は今後もこの仕事を続けていくつもりだと語っている。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 Facundo_Valhalla / PIXABAY

 

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