
イギリスには大型のネコ科生物に似たUMA「エイリアン・ビッグ・キャット」ことABCが生息していると言われている。見た目は黒いヒョウに似ているが本来の生息地はイギリスから遠く離れているため、エイリアン・アニマルないしはテレポーティング・アニマルと呼ばれることもある。
これまでも度々目撃証言が報告されてきたABCだが、2020年3月からイギリス全土で行われた新型コロナ対策のロックダウン以来、目撃件数が急速に増加しているという。それを裏付けるように、ある住宅に設置されていた防犯カメラが家の私道を徘徊する豹のような生物を捕らえることに成功して話題になっている。
問題の映像は、13日木曜日の夜、イングランド北西部ウォリントンの民家で撮影されたものである。
家の住人であるルーク・ヒックマン氏によると、その日家の防犯システムが「自宅の外に何らかの異常がある」と警告。通知の原因を確認するために防犯カメラと連動したスマートフォンから確認してみたところ、なんと家の私道を横切る大きな黒いネコ科の生物らしき姿が映っているのを見てしまった。
映像にはヒックマンの私道を横切る姿が一瞬映っただけだったが、彼は猫にしては大きすぎることに気づき、ほんの数日前にも隣町で同じようなネコ科の生物が二人の目撃者によって目撃されている事も思い出したという。
確かに周囲のものと比較すると、猫にしてはかなり大きく、長い巻き尾が目立つ見た目をしていて黒豹を思わせる姿だ。しかし驚いたことに、ヒックマン氏は自分の家の周りに肉食の猛獣である豹が潜んでいる可能性をそれほど恐れていないようで、カメラ越しに目撃して以来「その生物の映像をもっと撮りたくなったので、食べ物のかけらや鶏肉を家の周囲に少し残している」という。
もしこの生物が本当に豹などの猛獣だった場合、餌付けするような彼の行為は大問題になるはずだ。彼の行動が賢明なものかどうかは皆さんのご判断にお任せしたい。
(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)