
10月6日、日本の沿岸にかなり大きなマンボウが漂着、発見者がTwitterに写真を掲載して話題になった。発見場所は北海道釧路市の桂恋の浜辺。比較対象の自転車よりも大きなサイズだったため、Twitter にはその大きさに驚く人々のコメントが相次いだ。
海岸にめちゃくちゃでかいマンボウ打ち上がってたんだけどどうすればいいんでしょうか
、、、、 pic.twitter.com/MDV5C6BNVw— わたつ (@tatsuyatu2) October 6, 2022
マンボウは種類によってはかなり大きく成長するものもいる。先日、海外で巨大なマンボウが漂着し大きさの世界記録を更新したという報道がなされた。
問題のマンボウは2021年12月にアゾレス諸島のファイアル島付近の海を漂流している所を捕獲されたものである。現地報道では成人男性よりも倍以上の大きさを誇るマンボウが、クレーンで運ばれる様子などが捉えられていた。
今回発見されたマンボウは体高3.6メートル、体長3.3メートル。体重は約2.7トンにもなり、これまでの捕獲記録を更新したとアトランティック・ナチュラリスト協会が発表した。ちなみにこれまでのマンボウの最大記録はなんと日本で捕獲された個体。1996年に捕獲されたもので、こちらは体重約2.2トンだったという。
マンボウは深い所を遊泳した後、冷えた体を温めるために海面近くへ移動して日光浴し、体を温めるという。海外でマンボウを「Sunfish」と呼ぶのはこの習性から来ているそうだ。日本と海外で巨大なマンボウが漂着したという点は気になる所だが、もしかしたら広い海のどこかにはもっと大きく成長したマンボウが泳いでいるのかもしれない。
(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像 Markus Kammermann / PIXABAY