イギリス国内で大型ネコ科生物4種が繁殖している…

イギリスには大型のネコ科生物に似たUMA「エイリアン・ビッグ・キャット」ことABCが生息していると言われている。見た目は黒いヒョウに似ているが本来の生息地はイギリスから遠く離れているため、エイリアン・アニマルないしはテレポーティング・アニマルと呼ばれることもある。

これまでも度々目撃証言が報告されてきたABCだが、2020年3月からイギリス全土で行われた新型コロナ対策のロックダウン以来、目撃件数が急速に増加しているという。ABCの目撃情報を追跡するサイトPuma Watchでは、過去二年間に北ウェールズで実に54件もの目撃情報があったと報告している。

ABC等のUMAを調査研究している団体BeastWatch UKの代表であるMike Potts氏は次のように語る。

「我々の元には大型のネコ科生物の存在を示す多数の目撃情報などが寄せられています。その証拠も幾つもありますが、現在の目撃状況からするとイギリス国内で未発見のネコ科生物の個体群には、3つか4つの明確に異なる種が存在しな
ければならないことになります」




また彼は大型のネコ科生物が放し飼いにされている可能性については否定しないと述べつつも、一部の大型ネコ科生物は 「危険な野生動物に関する法律が施行された後、野生に放されたものである可能性が考えられる」 と語る。

「とはいえ何千もの外来生物が一気にイギリス国内に放されたという訳ではありません。もしそうだったとしても、おそらく多くても数十匹程度だったでしょう。また、一生の大半を飼育下で過ごしてきた大型ネコ科の動物が野生でも生きていけるのかどうか、という問題があることも考慮に値します」

結局ABCの正体は未知のネコ科生物なのか、逃げ出した生物が繁殖して定着したのか。正確なところは更なる調査が必用となるだろうが、昨今の目撃証言の増加を考慮すると一考すべき説であることは間違いないだろう。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 katerinavulcova / PIXABAY

 

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