破滅を告げる凶兆!?漂着した異様な巨大魚、日本でも知られたアレ

海外の浜辺に「巨大なヘビのような」珍しい魚が、数週間のうちに2回も漂着して話題になっている。

10月5日、メキシコのシノラにて銀色に輝く4.8メートルもの巨大な魚が漂着しているのが判明した。その魚は扁平で長い体に鮮やかな赤いヒレを持ち、蛇のようでもあり、魚のようにも見える奇妙な顔をしていた。




この魚は海外では「オールフィッシュ」と呼ばれている魚で、普段は水深200〜1000メートルのところに生息している深海魚の一種だ。

メキシコの言い伝えでは、何か悪い事が起きる前に目撃されると言われており、深海で地震が起きるとこの魚が海面へ押し上げられてくるため、この魚が目撃されると近いうちに地震が起きるという言い伝えもあるという。メキシコで捕獲された数週間前にもチリの漁師によって同じ魚が捕獲されていたため、中南米のどこかで大きな地震が起きるのではないかと噂になった。

……と、ここまで書いてきて正体に気づいた人も多いのではないだろうか。そう、この魚は日本で「リュウグウノツカイ」と呼ばれている魚なのだ。日本でもメキシコと同じく、リュウグウノツカイが漂着すると地震が起きるのではと話題になることも少なくない。

しかし、これはあくまで俗説。深海に住む生物は海面近くにいる生物よりも活断層の動きに敏感であるという話もあるが、エクアドルの地球物理学研究所によれば、地震とリュウグウノツカイの目撃が同時に起こったのは記録上一度だけであると指摘している。

いずれにせよ、遠く離れた中南米と日本でリュウグウノツカイについて、凶兆や地震の前触れという共通した解釈がなされているのは非常に興味深いことだといえるのではないだろうか。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像&動画 https://twitter.com/AlertaCambio

 

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