プーチンのウクライナへの報復攻撃で保護されていたライオン大怪我

10月10日月曜日、ロシアのプーチン大統領はウクライナ南部のクリミア橋爆発をウクライナの情報機関によるテロと断定、報復としてウクライナの「エネルギー・軍事・通信施設」を長距離ミサイルで攻撃したと発表。

その後もウクライナの複数の都市(その多くは数ヶ月間空爆を受けていなかった)に対する新たな攻撃を行った。様々な施設が爆撃の被害に遭う中、キエフの野生動物センターが保護していたライオンが、ウクライナの首都で最近行われたロシアの砲撃の際に負傷したという発表があった。

今回被害に遭ったUAnimals野生動物救済センターは軍事侵攻から動物たちを救うために活動している団体。施設の中では多くの動物達が保護されていたのだが、そのうち雄のライオンのプレッツェルが近くで起きた爆発に怯え、自分の囲いから必死に逃げ出そうとしたため、頭に怪我を負ったという。




UAnimalsはFacebookにて経過報告を行っており、11日(火)の投稿では次のように説明している。

「ライオンの状態は今少し良くなっていますが、まだ神経質になっています。プレッツェルの運命は非常に困難です。私たちが彼を救出した時点で既に視力に問題を抱えており、精神的にも疲弊していたので爆発にとても怯え、自分で自分を傷つけてしまったのです。プレッツェルはまだ落ち着くことができず、とても神経質になっています。しかし幸いにも彼はよく餌を食べていますので、現状はおおむね問題はありません。可能であれば安全な所へ移送する必要がありますが、残念ながらいくつかの官僚的な問題のために、ライオンの自然環境に近い条件への輸送は少し遅れています」

その後、UAnimalsは公式Twitterにてロシアはテロ国家であり、最近の爆破事件は「テロ攻撃」であると抗議の声を上げていた。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 https://www.facebook.com/UAnimals.official/photos

 

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