
アメリカにて、なんとも奇妙な襲撃事件が発生した。
2日日曜日の午前2時頃、タイムズ・スクエアの地下鉄にて複数人による襲撃事件が発生。2人の10代の少女が被害にあった。これだけ見れば単なる暴行事件なのだが、暴行を行ったのはなんと全身をネオングリーンのタイツに包んだ複数人の女性だったのだ。
その日、襲撃を受けた被害者の一人は誕生日を迎えた19歳の少女だった。彼女らは携帯電話とハンドバッグを奪われ、殴られたり投げ飛ばされたしたという。実際、その場に居合わせた人が一部始終を動画で撮影しており、SNSに投稿された動画には、緑色の全身タイツを着た6人ほどの女性が、フードやフェイスマスクをつけて、少女の一人を投げ飛ばし、もう一人の顔を何度も殴りつけている様子が捉えられていた。
被害者の母親によると、少女と友人が電車を待っていたところこの一団がホームにやってきて大声で騒ぎはじめたという。友人がそのグループの一人にぶつかったので、彼女は隣の車両に行くように言って友人と別の車輛に乗る事にした。しかし、電車に乗るとこの一団は彼女らの乗る車両まで入ってきて、襲いかかってきたのだそう。
「娘は、一度に5人の女の子に囲まれたんです」と被害者少女の母親は語る。その時、何人かの乗客が助けてくれたそうだが、ただ傍観してカメラで撮影するだけの乗客がいた事に母親は怒りを見せていた。
被害者少女は暴行を受けたことにより、胸部X線とCATスキャンを受けて診断を待っているという。また、少女の友人も殴られたことで脳震盪になってしまい、病院で精密検査を受けたという。
果たして、彼女等を襲撃した謎の全身タイツの女達は何者なのか。
被害者の少女は「エイリアンに襲われた」と語っていたそうだが、彼女等がなぜこのような格好をして集まっていたのか、なぜ急に少女達に襲いかかったのかが解らないことから「グリーン・ゴブリン・ギャング」と呼ばれている。警察は犯人のSNSアカウントの特定に成功したそうだが、ニューヨーク市警は逃走したボディスーツの集団の行方を目下捜査中であると語っている。
VIDEO: Female menaces in bizarre neon leotards attack Times Square straphangers | New York Post
(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像&動画 New York Post / YouTube