アメリカン航空を悩ませる、インターホンから流れる不気味なうめき声

快適な空の旅の途中、飛行機の機内で奇妙な声が聞こえてきた・・・という恐怖体験が海外で話題になっている。

この奇怪な現象は、映画プロデューサーのエマーソン・コリンズ氏が9月6日にロサンゼルスからダラスへの飛行中にアメリカン航空の機内で録音したビデオを投稿したことで注目を集めた。

「今までで最も奇妙なフライトでした。まるでオルガスムと嘔吐の中間のような、不快なうめき声のような音が離陸前からインターホンを通して飛行中ずっと流れ続けていました。しかし客室乗務員たちにも異音を止めることができなかったようで、着陸後も原因が何なのかわからなかったようです」




そうコリンズ氏はSNSに動画と共に投稿。動画には苦悶のうめき声のように聞こえる奇妙な音が記録されていた。

飛行中ほぼ常に異様な音がインターホンを通して機内の全員に放送されるのが聞こえたため、客室乗務員は機内に混乱が発生している事をお詫びし、「皆さん、機内に非常にいらだたしい音が流れていることはわかっています。フライトデッキはトラブルシューティングを行い、インターホンの電源を切ろうとしています。これが非常に奇妙な例外事象であることは分かっており、スタッフの誰もがこの事態を楽しんでいるわけではありません」と弁解したそうだ。

ちなみにこの「異音」が報告されたのは今回が初めてではない事が判明して、さらに謎が深まっている。

7月にはテクノロジー企業幹部のBradley P.Allen氏もアメリカン航空の機内で同じ奇妙な音を聞いたことを明らかにしており、この時はうめき声が流れたのはフライト中の数回だったが、何人かの乗客がうめき声のような音におびえていたと証言している。そして9月18日、オレンジ郡のジョン・ウェイン空港からダラスまで飛行していたアメリカン航空機の中で、3度目になる異音の発生の報告がなされた。

恐らく何かしらの機器の故障である可能性が高いと見られているが、現状では明確な原因は判明していないとの事。果たして、原因が明らかになる日は来るのだろうか。

(勝木孝幸 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 F. Muhammad / PIXABAY

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